2017
Sep
12
-
ハイレゾに対する思い(2)
前回のブログに引き続き、ハイレゾに対する思いを書きます。
前回まではいわゆるハイレゾのイヤホンを買ってはみたものの
SACDを聴いた時のような臨場感や感動が得られなかったというところで終わりました。
所詮生のスピーカで出す音と
密閉された内耳に放出される音では違うのか・・・
と当時の私はあきらめるしかありませんでした。
昨年の夏頃
私は意を決してハイレゾイヤホンの開発を行うことを決めました。
大学生の息子が100均のイヤホンを日常的に聞いているのを見て
「このままでは日本のオーディオの未来が危ない」
そう思ったのがきっかけです。
そこからはホビーとしてのオーディオから
プロとしてのオーディオに変わらなくてはなりません。
私が目指したのは本物のハイレゾ再生イヤホンです。
いくつか市販されているハイレゾイヤホンを購入しました。
その多くは40kHzまで再生能力を持たないイヤホンでした。
中には15kHzから極端に音圧が下がりはじめて
20kHzではほとんど音が出ていないものもありました。
「こんな音を聞いていたのではSACDの感動や驚きを味わえるはずが無いなぁ・・・」
そんなことを当時は考えていたように覚えています。
でも何よりも悲しかったのは
多くのユーザの方々がこのようなイヤホンの音を聞いて
「ハイレゾの意味はあまりない」と思い始めているという話を聞いた時です。
日本オーディオ協会が打ち出したハイレゾという提案
私は素晴らしい提案だと思っています。
本来の日本の高度なオーディオ技術が目指す大きな指針になり得るもので
私が体感したソニーのSACDのあの感動を多くの人達に伝え
そしてそれが日常化出来れば
それこそが日本のオーディオの新しい時代を開いてくれると私は信じています。
私は測定した様々なイヤホンの特性を参考にしました。
とにかく20kHz以上の音を再生出来るイヤホンの開発に注力しました。
そして私が出した一つの答えが
セラミックツイータのVSTだったのです。
ハイレゾに対する思い(3)に続く・・・
前回まではいわゆるハイレゾのイヤホンを買ってはみたものの
SACDを聴いた時のような臨場感や感動が得られなかったというところで終わりました。
所詮生のスピーカで出す音と
密閉された内耳に放出される音では違うのか・・・
と当時の私はあきらめるしかありませんでした。
昨年の夏頃
私は意を決してハイレゾイヤホンの開発を行うことを決めました。
大学生の息子が100均のイヤホンを日常的に聞いているのを見て
「このままでは日本のオーディオの未来が危ない」
そう思ったのがきっかけです。
そこからはホビーとしてのオーディオから
プロとしてのオーディオに変わらなくてはなりません。
私が目指したのは本物のハイレゾ再生イヤホンです。
いくつか市販されているハイレゾイヤホンを購入しました。
その多くは40kHzまで再生能力を持たないイヤホンでした。
中には15kHzから極端に音圧が下がりはじめて
20kHzではほとんど音が出ていないものもありました。
「こんな音を聞いていたのではSACDの感動や驚きを味わえるはずが無いなぁ・・・」
そんなことを当時は考えていたように覚えています。
でも何よりも悲しかったのは
多くのユーザの方々がこのようなイヤホンの音を聞いて
「ハイレゾの意味はあまりない」と思い始めているという話を聞いた時です。
日本オーディオ協会が打ち出したハイレゾという提案
私は素晴らしい提案だと思っています。
本来の日本の高度なオーディオ技術が目指す大きな指針になり得るもので
私が体感したソニーのSACDのあの感動を多くの人達に伝え
そしてそれが日常化出来れば
それこそが日本のオーディオの新しい時代を開いてくれると私は信じています。
私は測定した様々なイヤホンの特性を参考にしました。
とにかく20kHz以上の音を再生出来るイヤホンの開発に注力しました。
そして私が出した一つの答えが
セラミックツイータのVSTだったのです。
ハイレゾに対する思い(3)に続く・・・
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