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intime 碧に使われている「VST」って何? (その2)

先日VSTが機能性セラミックの圧電現象を用いていることを述べました。
今日はそのセラミックスがどんな感じで動くのか?をお話ししましょう。
図1を見てください。
左側の図はセラミックスの断面のイメージ図です。
セラミックスの薄板の上下面に電極を形成します。
具体的には100ミクロン程度のセラミックの上下面に
Agなどの電極を印刷して焼成炉で焼き付けます。
この時の電極の厚みは2ミクロン程度です。
VST-図1

ここで電極に音楽信号を掃引します。
するとセラミックは図1の右図のように
その直径方向に伸縮します。
この振動がVSTの音の発生源になります。
その変位量はサブミクロン(1ミクロン以下)レベルです。
これでは十分な音を発生することが出来ません。
そこでこの振動を拡大しなくてはなりません。
そこにVSTの技術が活かされてくるのです。

次回はこの微振動を如何にして
ハイファイで必要な音のエネルギーに拡大するか?
について記述したいと思います。

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