2017
Aug
15
-
intime 碧に使われている「VST」って何? (その2)
先日VSTが機能性セラミックの圧電現象を用いていることを述べました。
今日はそのセラミックスがどんな感じで動くのか?をお話ししましょう。
図1を見てください。
左側の図はセラミックスの断面のイメージ図です。
セラミックスの薄板の上下面に電極を形成します。
具体的には100ミクロン程度のセラミックの上下面に
Agなどの電極を印刷して焼成炉で焼き付けます。
この時の電極の厚みは2ミクロン程度です。

ここで電極に音楽信号を掃引します。
するとセラミックは図1の右図のように
その直径方向に伸縮します。
この振動がVSTの音の発生源になります。
その変位量はサブミクロン(1ミクロン以下)レベルです。
これでは十分な音を発生することが出来ません。
そこでこの振動を拡大しなくてはなりません。
そこにVSTの技術が活かされてくるのです。
次回はこの微振動を如何にして
ハイファイで必要な音のエネルギーに拡大するか?
について記述したいと思います。
今日はそのセラミックスがどんな感じで動くのか?をお話ししましょう。
図1を見てください。
左側の図はセラミックスの断面のイメージ図です。
セラミックスの薄板の上下面に電極を形成します。
具体的には100ミクロン程度のセラミックの上下面に
Agなどの電極を印刷して焼成炉で焼き付けます。
この時の電極の厚みは2ミクロン程度です。

ここで電極に音楽信号を掃引します。
するとセラミックは図1の右図のように
その直径方向に伸縮します。
この振動がVSTの音の発生源になります。
その変位量はサブミクロン(1ミクロン以下)レベルです。
これでは十分な音を発生することが出来ません。
そこでこの振動を拡大しなくてはなりません。
そこにVSTの技術が活かされてくるのです。
次回はこの微振動を如何にして
ハイファイで必要な音のエネルギーに拡大するか?
について記述したいと思います。
スポンサーサイト